F1公式タイヤサプライヤーを務めるピレリは、F1第16戦ロシアGPで使用されるタイヤコンパウンドを発表した。
2014年冬季オリンピックのメイン会場を利用したソチ・オートドロームを使用するロシアGP。コースの全長5.848kmのうち、1.7kmは公道を利用する。
そんなロシアGPで使用されるタイヤは、ピンク・ハイパーソフト、パープル・ウルトラソフト、イエロー・ソフト。シンガポールGP同様、ひとつコンパウンドを飛ばした選択となった。
3種類のうち最も柔らかいタイヤ1セットは予選Q3のためにセーブしなければならない。トップ10に入りQ3で走ったドライバーは予選後にこのセットを返却、その他のドライバーは決勝用にキープできる。その他の2種類1セットずつは決勝用に維持する必要がある。
ひとりのドライバーに提供されるタイヤは13セットで、指定された3セットを除く10セットは、ドライバーごとにコンパウンドを自由に選択することが可能だ。
なお、現時点で第13戦ベルギーGPと、第14戦イタリアGPのコンパウンドは発表されていない。
■各ラウンドの使用タイヤ
レース SH H M S SS US HS
第1戦オーストラリアGP
〇 〇 〇
第2戦バーレーンGP
〇 〇 〇
第3戦中国GP
〇 〇
〇
第4戦アゼルバイジャンGP
〇 〇 〇
第5戦スペインGP
〇 〇 〇
第6戦モナコGP
〇 〇 〇
第7戦カナダGP
〇 〇 〇
第8戦フランスGP
〇 〇 〇
第9戦オーストリアGP
〇 〇 〇
第10戦イギリスGP
〇 〇 〇
第11戦ドイツGP
〇 〇
〇
第12戦ハンガリーGP
〇 〇
〇
第15戦シンガポールGP
〇
〇 〇
第16戦ロシアGP
〇
〇 〇
※スーパーハード:SH/ハード:H/ミディアム:M/ソフト:S/スーパーソフト:SS/ウルトラソフト:US/ハイパーソフト:HS