あなたもこれで“サッカー通”に!チュニジア対イングランドで注目すべき4選手

さぁ、ワールドカップが開幕した。グループリーグ初戦も半分が終わり、盛り上がりもさらに高まってきている。

これまであまりサッカーを見る機会が少なかった者でも、この時期ばかりは試合を目にする機会も確実に増えることだろう。

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しかし、その一方で耳にするのが「どの選手に注目したらいいかわからない…」、「有名選手はさすがに知っているけどそれ以外は…」という声だ。

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そこで、ここでは各試合ごとに焦点を当て、「名前を知っておいて損はない」注目のワールドカップ選士たちを紹介していきたいと思う。

筆者が今回取り上げるのはグループGの第1戦、チュニジア対イングランドのカードからこの4人。

これさえ読めば、今日からあなたは周囲から一目置かれる“サッカー通”だ。

ワフビ・ハズリ

チュニジア代表
レンヌ所属
FW
No. 10
1991年2月8日(27歳)

フランスのコルシカ島生まれで、バスティアの下部組織で育ったアタッカー。

チームによってフォーメーションやシステムを変更することも少ないチュニジア代表だが、いずれのゲームモデルにおいても、カズリが攻撃のキーマンであることは変わりないだろう。

サイドで起用された際には突破力を活かして崩しの局面で活躍。トップで起用された際には所属クラブのレンヌと同様に「偽9番」として動き回り、レシーバーやスペースメイク役をも担う。

ただ、「かつてほどの輝きは薄れつつある…」と批判的な声は少なくなく、大会中に評価を取り戻したいところだ。

エリエス・スヒリ

チュニジア代表
ディジョン所属
MF
No.17
1992年7月27日(21歳)

フランスで生まれ育ったが、両親のルーツであるチュニジアを選択し、2018年3月の親善試合でデビュー。するとすぐさま称賛に値するパフォーマンスを発揮し、レギュラー格に名を挙げた逸材。

チュニジア代表は、比較的ボールを繋ごうとする傾向にあり、崩しは前線の個人技に頼ったプレーが目立つチームであるが、スヒリは中盤と前を繋げる「リンクマン」として活躍を期待されるだろう。

パスのセンスがあり、オフザボールでは果敢に前へアタック。守備時も抜かりなく仕事を行える、トータルバランスに優れているボランチの役目は大きい。

ハリー・ケイン

イングランド代表
トッテナム・ホットスパー所属
FW
No.9
1993年7月28日(24歳)

チームの平均年齢が低く、勢いが乗れば一気に上まで駆け上がりそうな気配が漂うイングランド代表だが、そのためにはこの男の爆発は是が非でも必要だ。

言わずと知れた世界最高峰のストライカーで、右足、左足、ヘディングとあらゆるパターンでゴールを量産。その存在感は凄まじいもので、イングランド代のようなタレント集団であっても、彼不在時の強化試合ではゴールがとにかく遠く感じた。

監督のギャレス・サウスゲイトも「チームにとって重要な選手であることは間違いない。彼がプレッシャーを軽減してくれることにより、デル・アリ、スターリング、ラッシュフォードのような若い選手もプレーしやすくなる」と全幅の信頼を置き、主将の大役も任しているが、彼がその期待に応え得る「真のタレント」かどうかはこの大会後に答えがでるだろう。

ラヒーム・スターリング

イングランド代表
マンチェスター・シティ所属
FW
No.10
1994年12月8日(23歳)

ハリー・ケインが「最重要危険物」として対戦国からマークされることが予想される中、チームを救うのは意外とラヒーム・スターリングかもしれない。

元々はスピードを活かしたウィンガー系の選手であったが、マンチェスター・シティに移籍してからシーズン二桁得点王をマークするほどまでに得点力が向上。サイドでは中央でもプレーにも対応力があり、プレーの引き出しも多い。

今大会のイングランド代表ではケインの後ろをサポートする位置での起用が予想されるが、彼がどのように機能するかは注目して欲しいところだ。

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「二人の個人的な主観に基づき、ホットな話題や今後のサッカー界などについて徹底討論。メディアが言えない事にも、何も恐れず突っ込みます」という気構えでやって参ります。

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