九州各地のシェフが料理の技法や盛り付けの美しさなどを競う「西日本食品産業展料理技術コンクール」で、ホテルニュー長崎(長崎市大黒町)の石橋和徳さん(31)が「夏向けの魚料理部門」で最優秀の金賞、武次浩樹さん(24)が「夏向けの肉料理(牛肉以外)部門」で3位相当の銅賞に輝いた。いずれも部門は違うが昨年に続く入賞で、石橋さんは2年連続の金賞となった。
コンクールは全日本司厨士協会西日本地方本部の主催で28回目。今年は5月23~25日に福岡市であった。両部門にはそれぞれ23人が出場し、地元食材を使った料理を出品した。
石橋さんはイトヨリのファルス(身などを使った詰め物料理)にオクラやナスなどの夏野菜を添え、鮮やかな赤と黄色のソースで飾り付けた料理を出品。「審査員の目を引くような鮮やかさを出しながらバランスのよさも考えた。ホテルの代表として他のホテルには負けられない思いがあったのでホッとした」と笑顔を見せた。
武次さんも「ホテルの威厳を守れてよかった。コンクールは技術を磨く場だと思うので、今後も機会があれば挑戦してみたい」と話した。
九州の料理コンクール 石橋さん金賞、武次さん銅賞 ホテルニュー長崎のシェフ
- Published
- 2018/06/19 00:34 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 15:43 (JST)
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