中学生にみだらな行為の海士長免職 海自横須賀地方総監部、同僚から詐取も

 海上自衛隊横須賀地方総監部は18日、中学生にみだらな行為をしたり、同僚から現金をだまし取ったりしたとして逮捕された、横須賀基地業務隊本部補充部の海士長の男性(31)を懲戒免職処分にした、と発表した。

 総監部によると、海士長は昨年7、8月、平塚市内で、無料通信アプリLINE(ライン)で知り合ったいずれも中学3年の女子生徒(14)2人にみだらな行為をした。県警がことし1月、県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕。2月に小田原区検が同条例違反罪で略式起訴し、小田原簡裁が罰金70万円の略式命令を出した。

 また海士長は同僚隊員から現金70万円をだまし取ったとして、横須賀地方警務隊に昨年10月に詐欺の疑いで逮捕され、今月8日に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。

 そのほか、陸上自衛隊武山駐屯地は18日、第31普通科連隊所属の40代の男性1等陸曹が、偽造した許可証を使って駐屯地から不正に外出したなどとして、停職3日の懲戒処分にした、と発表した。

横須賀基地

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