ナ・リーグ球宴ファン投票 マーケイキスが外野1位に

日本時間6月19日、ナ・リーグの球宴ファン投票第2回中間発表が行われ、143万以上の票を集めたフレディ・フリーマン(ブレーブス)がリーグ最多得票の座をキープした。スタメン圏内の顔ぶれに変動はなかったものの、外野手部門ではニック・マーケイキス(ブレーブス)がブライス・ハーパー(ナショナルズ)を抜いてトップに浮上。メジャー13年目のベテラン外野手が自身初のオールスター出場なるか注目される。

第2回中間発表でスタメン圏内に名を連ねたのは、バスター・ポージー(捕手:ジャイアンツ)、フリーマン(一塁手)、オジー・アルビーズ(二塁手:ブレーブス)、ノーラン・アレナード(三塁手:ロッキーズ)、ブランドン・クロフォード(遊撃手:ジャイアンツ)、マーケイキス(外野手1位)、ハーパー(外野手2位)、マット・ケンプ(外野手3位:ドジャース)の8人。フリーマンがリーグ最多の票を集め、捕手部門はポージー、ウィルソン・コントレラス(カブス)、カート・スズキ(ブレーブス)、二塁手部門はアルビーズ、ハビアー・バイエズ(カブス)、スクーター・ジェネット(レッズ)による三つ巴の争いとなっている。

マーケイキスはオリオールズで9シーズン、ブレーブスで4シーズンにわたってプレイしている34歳のベテラン外野手。通算1910試合に出場して2144本の安打を放ち、オリオールズ時代には打率3割や100打点をクリアしたシーズンもあったが、不思議とオールスターには縁がなかった。今季は開幕から好調で、ここまで71試合に出場して打率.327、8本塁打、44打点、OPS.876の好成績をマーク。一時は打率ランキングのトップに立つなど、フリーマンとともに打線の中軸としてブレーブスの快進撃を支えている。マーケイキスの動向はナ・リーグ球宴ファン投票において最大の注目ポイントとなりそうだ。

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