これから20日（水）夕方にかけて、西日本の広い範囲と東海で、雷を伴った非常に激しい雨が降り大雨となる見込み。土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。
なお、18日の大阪府北部の地震により、揺れの大きかった地域は地盤が緩んでいる所がある。こうした地域では今後、少ない雨でも土砂災害の発生するおそれがあるため、じゅうぶんな注意が必要となる。
20日にかけて、梅雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が入るため、西日本の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達する見込み。
20日夕方にかけて、西日本の広い範囲と東海では、雷を伴い1時間に50～70ミリの非常に激しい雨が降り大雨となる見込み。特に九州や四国の太平洋側では、局地的に非常に激しい雨が数時間続き、雨量が多くなるおそれがある。
＜20日夕方までの予想降水量（多い所）＞
九州南部、四国太平洋側、近畿南部 250ミリ
九州北部、近畿中部 200ミリ
東海 160ミリ
その後、九州南部の多い所では、21日（木）夕方までの24時間に、さらに100～200ミリの雨が降る見込み。
