地元で取れるカサゴ(アラカブ)やマダイをモチーフにした長崎県西海市崎戸町のお魚バス停。市は4カ所のうち、2匹のアラカブが連なる蠣ノ浦(かきのうら)バス停待合所を塗り直し、鮮やかな赤い魚体をよみがえらせた。
待合所は1995年から97年にかけて、旧西彼崎戸町が大崎自動車(現・さいかい交通)のバス停に整備した。市は交流人口拡大を狙い、今春発行した観光パンフレットや、公式ホームページ(HP)で紹介。しかし、設置から20年以上たち、塗装がはげたり、色あせたりしていた。
市は、撮影スポットとして人気のある蠣ノ浦待合所を12日から約20万円かけて補修。18日に作業を終えた。残る待合所も、本年度中にお色直しする方針だ。
市情報交通課は「アラカブバス停だけでなく、市には、“インスタ映え”する場所が多い。訪れて楽しんで」と期待を寄せている。
鮮やか! 「お魚バス停」がお色直し 残る3ヵ所も年度内補修へ 西海・崎戸
- Published
- 2018/06/20 00:25 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 15:44 (JST)
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