特別委設置の是非 各会派溝埋まらず 議運

 県議会議会運営委員会は19日開き、九州新幹線長崎ルートの全線フル規格化を目指す特別委員会の設置について協議した。設置の是非について各会派で意見が食い違い、再度、各会派で検討することになった。
 特別委の設置は4日の議運で溝口芙美雄議長が提案、各会派で持ち帰っていた。長崎ルートについては、総務委と総合交通対策特別委でも審査している。
 19日の議運で「自民・県民会議」は「既存の委員会ではほかにも多くの審査事項を抱えており新幹線に特化して審議や活動をするのは困難だ」などと設置に賛成。「自民」「改革21」「公明」の各会派は「既存の委員会で対応できる」などと設置に慎重な意見を述べた。各会派は再び協議し、26日の議運で報告する。

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