【検証】何が違うの? 5本の高アルコールビール&新ジャンルを飲み比べてみた!

近頃、大手ビールメーカーから続々と発売されている "高アルコール" な商品たち。 「最近よく見るけど、実際どうなの?味の違いはあるの?」今夜はそんな疑問にお答えすべく、大手ビールメーカーから発売されている、高アルコールなビール&新ジャンル商品を飲み比べてみました。 それぞれの商品の違いを、編集部の独断と偏見で作成した「味わいマップ」と「一言コメント」で紹介していきます。

まずは見た目の違いを確認

今回飲み比べたのは、5本の高アルコールなビール&新ジャンル商品。

1. 『アサヒ グランマイルド』 2. 『キリン のどごし STRONG』 3. 『頂<いただき> 糖質ゼロ』(7%) 4. 『頂<いただき>』 5. 『サッポロ LEVEL9贅沢ストロング』

酒税法では、『アサヒ グランマイルド』が「ビール」、それ以外は全て「リキュール(発泡酒)①」と定義されます。

飲み比べる前にまずは液色をチェック! どの商品もクリアな黄金色で、泡持ちも大きな違いはありませんでした。アルコール度数が高い商品だけあって、いつもより麦の香りを強く感じます。

それではさっそく飲み比べていきましょう!

包み込むような、やわらか〜い味


『アサヒ グランマイルド』(7%)

4月1日の酒税法改正による「ビール」定義の変更にともなって発売された生ビール。高アルコールゆえのしっかりとした香りと、ハーブ由来の爽やかな香りが鼻の奥を刺激します。それもそのはず、『グランマイルド』には副原料として、ハーブの一種である "レモングラス" が使用されています。

酒井萌

麦ならではの甘みがうまく引き出されいて、とにかく優しい味わい。包容力のある「お母さん」みたいなビール。泣ける映画を観ながらじ〜っくり時間をかけて飲みたいです。

攻めの一本!力強い飲みごたえ


『キリン のどごし STRONG』(7%)

アルコール度数7%の力強い飲みごたえと、高発酵技術ですっきりとした後味を両立させた新ジャンル商品。パッケージの「ガツンときてスカッと爽快」の言葉どおり、とにかく刺激が強い! 後味にいやな雑味が残らず、意外と爽やかに飲みすすめることができます。

酒井由実

まさに攻めの一本。爽やかさもあるので、じめじめした夏にも合いそう。機嫌わるい上司に怒られて「チクショー!やってらんねー!」ってときに飲みたいですね。

高アルコール×糖質ゼロの夢の共演


『頂<いただき> 糖質ゼロ』(7%)

アルコール度数7%の糖質ゼロ新ジャンル『頂<いただき> 糖質ゼロ』は、「糖質は気になるけど、アルコール度数高めのお酒が飲みたい…。」そんな夜にもってこいです。旨み成分をたっぷりと含む麦芽、アロマホップをふんだんに使用してつくられています。

酒井由実

どの高アルコール系ビール飲料よりもキレを感じました。飲みやすい味わいの上に、糖質ゼロなので、想像以上にごくごくと飲めちゃう。気づいたらベロンベロンになりそうで、こわい。

麦の旨みがぎゅっ! 余韻を楽しんで


『頂〈いただき〉』(8%)

「コックゥ〜ん!」のCMでおなじみの『頂<いただき>』。高麦芽量・高醗酵・高炭酸の3つを兼ね備えた新ジャンル商品です。2月のリニューアルでは、アルコール度数が7%から8%にアップ。使用する麦芽を増量することで、麦芽由来のコクをさらに強化しています。

酒井萌

麦の旨味しっかり!最初にガツンと刺激があり、じわ〜っと優しい余韻が続きます。唐揚げと合わせたら美味しそうだなあ。

物足りなさを感じているあなたには…


『サッポロ LEVEL9贅沢ストロング』(9%)

新ジャンル商品です。アルコール度数は驚異の9%! ガツンとした力強い飲みごたえと、よりビールらしい味わいが特徴です。高アルコール系ビール飲料に物足りなさを感じるときはこの一本が解決してくれるかもしれません。

酒井由実

喉にカーッとくる高アルコール感。飲み進めるとポカポカしてきます。後味は意外と爽やかで、すっと消えていく印象。金曜日の夜に、身体を癒すお疲れの一杯に良いかも。

飲み比べてみた結果…

こうして5本の高アルコールなビール&新ジャンル商品を飲んで完成した「味わいマップ」がこちら。

実際に飲み比べて気づいたのは、高アルコール系商品のバラエティ豊かさ。ただ「手っ取り早く酔いたい」というニーズだけでなく、スカッとしたいとき、ゆっくりと物思いに耽りたいとき、自分にご褒美をしたいときなど、様々な気分やシーンに合うことが分かりました。

一度に飲み比べるのはおすすめしませんが(なんといっても高アルコール!)、ぜひ自分の気分に合わせてお気に入りの一本を見つけてみてくださいね。

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