クルーバー今季11勝目 インディアンスが12得点快勝

【ホワイトソックス0-12インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

エースが躍動しそれに応えて打線も機能する。まさしくこれが体現された試合であった。ホワイトソックスとの3連戦の3戦目を迎えたインディアンスは初回からホゼ・ラミレスに3ランが飛び出して先制するとその後も着実に加点しリードを広げると6回には相手投手の制球の乱れた隙をつき打線爆発。一挙6得点で試合を決めた。先発したコリー・クルーバーはリーグトップの11勝目を挙げた。

初回から3点の援護点をもらったクルーバーは持ち味の打たせてとる投球で相手打線に的を絞らせず7回までわずか1安打に抑えていった。さらに彼を援護したい打線は5対0と大量リードした6回、先頭のラジェイ・デービスがヒットで出塁する盗塁と相手投手の暴投で三塁まで進塁する。その後は満塁のチャンスをつくるとエドウィン・エンカーナシオンが2点タイムリーを放ってさらに追加点を挙げる。チームの勢いは止まらず、1死二・三塁からジェイソン・キプニスにも3ランが飛び出してこの回で6得点を記録した。

対するホワイトソックスは先発のレイナルド・ロペスが5回途中5失点で降板すると3番手のブルース・ロンドンの制球が乱れ、インディアンスに得点チャンスを与えてしまった。良い流れをつくることができなかったチームは打線はわずか2安打に終わり、最終回にホゼ・アブレイユのツーベースで得点圏に走者を進めるもののあと1本が出ず、無得点のまま今カードはスイープされてしまった。

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