ハップが完投逃すも今季9勝目 無四球と制球の良さ光る

【ブレーブス4-5ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ブレーブスの交流戦に臨んでいるブルージェイズは2連戦の2戦目を迎え、左腕エースのJ.A.ハップが4失点するも完投寸前まで粘りの投球をみせて今季9勝目を挙げた。完投とはならなかったが、無四球と制球がよく試合をつくった。

初回、この日が35歳の誕生日となったケンドリズ・モラレスが2ランを放ちブルージェイズが先制した。その後、ハップが2点を失い同点に追いつかれるが、4回にアレドミス・ディアスの犠牲フライで同点とし試合を振り出しに戻した。その後も追加点を挙げて援護点をもらった先発のハップは4回から8回までブレーブス打線をわずか1安打に抑える好投をみせ、最終回のマウンドに上がった。しかし、カート・スズキらにタイムリーを浴びて2点を失ったところで降板。9回途中6安打4失点、8奪三振で惜しくも完投を逃した。

対するブレーブスは先発のアニバル・サンチェスが7奪三振を記録するも5回4失点で降板。チームは最終回に1点差まで詰め寄るも追いつくことができず、今カードはスイープとはならなかった。

© MLB Advanced Media, LP.