アスレチックスが5HR含む15安打12得点の猛攻で大勝

【アスレチックス12-4パドレス】@ペトコ・パーク

アスレチックスが球団では1997年以来21年ぶりとなる2イニング連続二者連発を含む5本塁打を放ち、12対4で快勝を収めた。アスレチックスは2回表にフランクリン・バレートとジョシュ・フェグリーの二者連続本塁打で4点を先制すると、続く3回表にはマーク・キャナとマット・オルソンの二者連続本塁打などで3点を追加。その後もジェッド・ラウリーの11号2ランなどで着実に加点し、終わってみれば15安打12得点の猛攻となった。アスレチックス先発のフランキー・モンタスは7回途中1失点の力投で4勝目をマーク。パドレスは戦列復帰初戦のジョーイ・ルケーシーが2回途中4失点で降板し、リリーフ陣もアスレチックス打線の勢いを止められなかった。

アスレチックスはマーク・マグワイア&ホゼ・カンセコの「バッシュ・ブラザーズ」がチームに在籍していた1997年以来となる2イニング連続二者連発を含む猛攻でパドレスに大勝した。21年前の5月14日(現地時間)のブリュワーズ戦では3回にカンセコとマグワイアが二者連続本塁打を放ち、続く4回にはマット・ステアーズとカンセコが二者連発。球団史に残るスラッガー・コンビ以来となる快挙でパドレス投手陣をノックアウトした。ボブ・メルビン監督は「普通、何本かホームランが出て12点も取った試合はクリス・デービスが打線の中心にいるんだけどね。今日はその他の打者が頑張ってくれた。これが我々のチームの強みだよ」と語り、主砲デービスが休養するなかでの大勝を喜んでいた。

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