アストロズが三者連続アーチで勝ち越し 50勝一番乗り

【レイズ1-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

昨季のワールドシリーズ王者・アストロズが両リーグ一番乗りで今季50勝に到達した。アストロズは先発のチャーリー・モートンが6回2安打1失点(自責点0)と好投。打線はレイズ先発のネイサン・イバルディの前に5回までホゼ・アルトゥーベの6号ソロによる1点のみに抑えられていたものの、6回裏にジョージ・スプリンガー、アレックス・ブレグマン、アルトゥーベの三者連続本塁打が飛び出し、3点を勝ち越した。7回裏にはトニー・ケンプのタイムリーでリードを4点に広げ、リリーフ陣が最後の3イニングを無失点に抑えて逃げ切り。好投のモートンは今季9勝目をマークした。

チームの実力差を見せつけるかのような鮮やかな勝ち越し劇だった。スプリンガーの15号勝ち越しソロに場内が沸くなか、ブレグマンが11号ソロ、アルトゥーベが7号ソロを連発。球団では2008年5月2日(現地時間)のブリュワーズ戦でカルロス・ビヤヌエバからミゲル・テハダ、ランス・バークマン、カルロス・リーの3人が連続本塁打を放って以来、10年ぶり6度目となる三者連続本塁打だった。アストロズの5得点のうち4得点はソロ本塁打によるものだったが、アルトゥーベが3安打、他の先発8選手も各1安打を放ち、気付けば先発全員の11安打。上位から下位まで隙が無い強力アストロズ打線の威力を改めて見せつけた一戦となった。

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