ツインズ・ケプラーが好左腕プライスから決勝2ラン 

【レッドソックス1-4ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズ打線が2本塁打で好左腕デービッド・プライスを攻略した。1回裏、ツインズは先頭打者のロビー・グロスマンが3号先頭打者アーチをセンターへ叩き込んで1点を先制。直後の2回表に守備の乱れから同点とされたものの、4回裏にマックス・ケプラーがプライスのチェンジアップを捉え、ライトスタンドへ8号勝ち越し2ランを突き刺した。8回裏にはブライアン・ドージャーがダメ押しのタイムリー二塁打を放ってリードを3点に広げ、ツインズは4対1で勝利。ツインズ先発のランス・リンは5回1失点(無失点)の好投で今季5勝目をマークした。

キャリアを通してプライスのチェンジアップは彼の最大の武器の一つであり続けた。4回裏二死三塁の場面でケプラーをカウント1-2と追い込み、プライスが選択した球種はチェンジアップ。捕手のクリスチャン・バスケスの構えを見る限り、レッドソックスのバッテリーはチェンジアップを真ん中低めに落とすことを考えていたようだが、そのチェンジアップが内角に入ってしまった。打席のケプラーは「プライスはツーシームで左打者の内角を攻めるのが好きなんだ」と内角に狙いを定めており、球種は違えども内角に来たチェンジアップをひと振りで仕留めてみせた。ツインズはこのリードを5投手による継投で守り抜き、レッドソックス3連戦の勝ち越しを決めた。

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