3代目『スマート』のBRABUSモデルに、創業者の名を冠した特別仕様車が登場

 メルセデス生まれのシティ・コンパクト『スマート』のトップパフォーマンスモデル“BRABUS”に、創業者ボード・ブッシュマンのシグネチャーを採用し、フルカスタムオーダープログラム『tailor made』専用アイテムを特別装備した限定車『smart BRABUS signature style edition(フォーツー/カブリオ)』が登場。6月15日から発売開始となっている。

 最小限のボディサイズに最大限の利便性、快適性、安全性、環境適合性を凝縮したマイクロコンパクトカーとして1998年にデビューし、世界累計販売台数200万台以上を記録している『スマート』は、この3代目でルノーとの共同開発を実施。

 同社の『トゥインゴ』と共用するシャシーは、リヤエンジン・リヤドライブ(RR)のレイアウトを採用し、多くのファンから高い評価を受ける独自の個性を備えている。

 その『スマート』の誕生20周年を記念した限定モデル第1弾として発表された今回の『smart BRABUS signature style edition』は、2ドアのフォーツーとオープンのカブリオのみの設定となり、最高出力109PS、最大トルク170Nmを発生するスマート史上最強の直列3気筒ターボエンジンを搭載したトップパフォーマンスモデル『BRABUS Xclusive』をベースとしている。

 エクステリアは、特別仕様車限定の“BRABUS signature style”エンブレムをサイドに装着し、ボディ同色のフロントバンパー、サイドスカートをはじめ、チタニアグレー(マット)のフロントスポイラー、BRABUSサイドアクセント、さらにダークティンテッドハイマウントストップランプやBRABUSホイールボルトカバーなど多くの専用パーツを装備。

 対するインテリアも、BRABUS創業者ボード・ブッシュマンのサイン入りシフトノブおよびBRABUSステップカバーを筆頭に、“signature edition”ロゴ入りBRABUSパーキングブレーキハンドなど多くの専用装備が採用され、スタイリッシュな空間に上質さとスポーティなアクセントが加えられた。

 そしてBRABUSに期待されるダイナミクス性能の面では、最高速度は165km/h、0-100km/h加速9.5秒を実現した上で、BRABUS専用6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)『twinamic(ツイナミック)』と、停止状態からの加速を最大化させる『レーススタート機能』を装備。

 BRABUSパフォーマンススポーツサスペンションと専用チューニングを施したESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、BRABUS専用ダイレクトステアリングシステムを採用し、スポーティなドライブフィールを楽しむことが可能となっている。

 フォーツー/カブリオともに25台の限定となり、フォーツーにはディープブラック(20台)とマット処理のチタニアグレー(5台)の2色を用意。同じくカブリオにはクリスタルホワイト(20台)、チタニアグレー(5台)が設定され、価格はそれぞれ325万円、348万円となっている。

メルセデスコール:0120-610-910
ウェブサイト:http://www.smart-j.com

© 株式会社三栄