認知症恐れ県内657人 免許更新時検査

 75歳以上のドライバーに免許更新時の認知機能検査を強化した改正道交法で、昨年3月12日の施行から今年3月末までの約1年間で、本県では657人が認知症の恐れがあるとの判定を一度は受けていたことが、21日までに県警のまとめで分かった。検査は免許失効までに複数回受けることができ、その結果、認知機能低下の程度が軽いか、その恐れがないとの判定に変わり、運転を継続している人は258人いた。

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