ヤンキースが初回4得点のリードを守り抜き50勝到達

【マリナーズ3-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

初回にアーロン・ジャッジの19号2ランとミゲル・アンドゥハーの10号2ランで4点を先制したヤンキースが、マリナーズの反撃を3点に抑えて1点差で逃げ切り、本拠地でのマリナーズ3連戦をスイープした。昨季はスイープが10度あったヤンキースだが、今季は早くも9度目のスイープ。直近21試合で17勝4敗と絶好調で、球団史上2番目のスピードで50勝に到達した。ヤンキース先発のルイス・セベリーノは6回途中3失点ながらリーグ最多に並ぶ11勝目をマーク。マリナーズはジェームス・パクストンの立ち上がりの4失点が大きく響き、痛恨の被スイープとなった。

初回に10号2ランを放ったアンドゥハーは「打席に入ったとき、とにかくボールを強く叩くことだけを考えていた」と自身の打席を振り返った。「ホームランを打とうなんて考えていなかった。ボールを強く叩くことだけを考えていたんだ」とアンドゥハー。外角の速球をしっかり叩いた結果、打球はライトスタンドに飛び込む2ランホームランとなった。また、初回にはジャンカルロ・スタントンの本塁打性の打球を中堅手のミッチ・ハニガーが好捕するシーンがあった。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「あれは素晴らしいプレイだったね」とコメント。「とても簡単にキャッチしたように見えた。効率よく打球を追っていたね」とハニガーの好プレイを称えていた。

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