奄美・十島村で50年に一度の記録的な大雨 土砂災害に警戒

22日午前10時までの48時間降水量。出典:気象庁ホームページ

 気象庁は、きょう22日(金)、奄美地方の十島村で50年に一度の記録的な大雨となっているところがあると発表した。

 梅雨前線が停滞している影響で奄美地方には活発な雨雲がかかり続けており、雨の量が多くなっている。特に平島では午前9時40分までの48時間雨量が478.5ミリに達し、土砂災害の危険度が高くなっている。

22日午前9時の天気図と衛星画像。

 この先も奄美地方では大気の不安定な状態が続き、昼過ぎくらいまでは局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降る見込み。さらに雨の量が増えるおそれがあるため、あす23日にかけて土砂災害や河川の増水、氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも併せて注意が必要だ。

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