アレナードが5打点 ロッキーズ3連勝でカード勝ち越し

【メッツ4-6ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズはノーラン・アレナードが初回に16号逆転3ランを放つなど、一人で5打点を叩き出す大活躍。先発のカイル・フリーランドは初回にトッド・フレイジャーの8号ソロで先制を許したものの、6回2失点と先発の役割を果たし、6対4で勝利したロッキーズは3連勝でメッツ4連戦に勝ち越した。メッツは直近5先発で防御率1.88と好投していたスティーブン・マッツが6回途中5失点と打ち込まれ、打線もロッキーズを上回る11安打を放ちながら4得点どまり。借金は今季最多タイの10に膨らんだ。

3試合連発となる16号3ランを放ったアレナードは、マッツに対して通算14打数5安打(打率.357)、4本塁打、12打点と抜群の相性の良さを誇っている。2回裏に放った2点タイムリー二塁打は、アレナードがマッツから放った本塁打以外の初めてのヒットとなったが、第1打席の3ランと合わせて5打点の大暴れ。「マッツは良い投手だよ。今日は(第3打席で)見逃し三振に抑えられたしね」とアレナードは語ったが、「失投を捉えることができた」との言葉通り、3ランと2点タイムリー二塁打でマッツに大ダメージを与えた。一方のマッツは「僕は何度か失投をしてしまった。アレナードには2度も失投を捉えられてしまったね」と反省しきり。「それが試合を通して大きく響いてしまった」と悔しそうな表情を見せた。

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