W杯、ブラジル対コスタリカ!「6人の注目選手たち」

いよいよ開幕したワールドカップ。

ここでは、グループリーグE第2節のブラジル対コスタリカ戦の注目選手を紹介しておきたい! なお、ブラジルは第1節でスイスと1-1で引き分け、コスタリカはセルビアに0-1で敗れている。

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ガブリエウ・ジェズス、コウチーニョ、ケイロル・ナバス、ブライアン・ルイスは紹介ずみ

アリソン

ブラジル代表
ローマ所属
GK
No.1
1992年10月2日生まれ(25歳)

セレソンのゴールマウスを任される守護神。

ブラジルにはあのペップが心酔するマンチェスター・シティGKエデルソン・モライスもいるが、チッチ監督のアリソンに対する信頼は揺るぎない。

身長190cmを超す長身ながらフットワークは軽く、守備範囲も広いためアグレッシブなプレーが特徴。

捕球してからの動作、判断も早く、攻撃の起点になる現代的なGK。反射神経も素晴らしいものがある。

今夏、レアル・マドリーが獲得を狙っているとも。ちなみに、本名はAlisson Ramses Beckerであり、ドイツ系の血も入っている。

ネイマール

ブラジル代表
PSG所属
FW
No.10
1992年2月5日生まれ(26歳)

王国が誇る絶対エース。フットサル仕込みの圧倒的なテクニックで守備陣を混乱に陥れるアタッカーだ。

トップスピードでも決して精度が落ちることのない繊細なボールタッチと鋭いフェイントは誰にもマネできない。さらに、そこからの強烈かつ正確なシュートやパスまで兼ね備えている。

10代の頃から数多くの試合に出場するなど、並のテクニシャンにはないタフネスさも魅力。

ただ、今年に入って亀裂骨折で離脱。復帰後2試合連続でゴールを叩き出し、さすがというところを見せつけた。

だが、スイス戦では本領を発揮できず。ブラジルが輝くためにはネイマールの完全復活が必要だ。

マルセロ

ブラジル代表
レアル・マドリー所属
DF
No.12
1988年5月12日生まれ(30歳)

マルセロは現在、世界最高の左サイドバックの一人だ。

所属のレアル・マドリーでは今年、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇を達成。

「サイドバック」の枠組みから外れた圧倒的なテクニックが魅力で、純粋に攻撃力という点ではブラジルの伝説的な左サイドバック、ロベルト・カルロスに勝るとも劣らない。

2007年、わずか18歳で世界的ビッグクラブの一員となると、当初はあまりに守備が軽かったため一つ前の攻撃的なポジションで使われることが多かった。

しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督のもとで守備の“いろは”を叩きこまれ、今では攻守に優れた選手となっている。

カナリア軍団の左サイドでやけに目立つアフロ頭を見逃すな!

セルソ・ボルヘス

コスタリカ代表
デポルティーボ・ラコルーニャ所属
MF
No.5
1988年5月27日生まれ(30歳)

2015年からスペインのデポルティーボで活躍する北中米屈指のMF。

父親はブラジルからコスタリカに帰化し、1990年ワールドカップに出場したアレシャンドレ・ギマランイス(現在は指導者)。父はストライカーだったが息子はセントラルMFである。

バランス能力と展開力が魅力で、特にロングパスの精度は非常に高く、50m先の味方にも正確なボールを配給することができる。

ルイスやナバスほどの知名度はないもののこの10年コスタリカ代表の“心臓”部分を担っており、30歳の若さにして代表キャップは112を数える。

ジョエル・キャンベル

コスタリカ代表
ベティス所属
FW
No.12
1992年6月26日生まれ(25歳)

19歳の時にアーセナルと契約を結んだコスタリカの宝石。

爆発的な運動能力と緻密な技術を併せ持つアタッカーで、豪快なドリブル突破から左足での強烈なシュートを武器とする。一方で狭いスペースでのスルーパスやセットプレーからの正確なボールの配給など、味方の援護役にも回れる攻撃のオールラウンダーだ。

ただ彼のサッカーキャリアは期待値からすると順風満帆とは言えない。クラブではレンタル漬けのシーズンを送っており、代表においても同じ左利きで右サイドを得意とするブライアン・ルイスと被ってしまっているからだ。

セルビア戦は途中出場に終わり、ブラジル戦もベンチからのスタートが予想されている。この大一番で結果を残すことにより、停滞した状況を打破したい。

クリスティアン・ガンボア

コスタリカ代表
セルティック所属
DF
No.5
1989年10月24日生まれ(28歳)

2009年に行われたU-20ワールドカップで4位に躍進した当時のメンバー。

現在は右サイドバックとして定着したが、守備的MFやセンターバックも可能な守備のスペシャリスト。機動力と体力に優れ、繰り返しの上下動によって攻守両面でチームを活性化させる。

数奇なキャリアを送る選手で、代表では前回大会ベスト8の一員であり不動の右サイドバックである一方、クラブでは常に冷遇されこの4年間の出場はたった30試合である。

このブラジル戦でネイマールを抑え、自らの価値を証明したいところだ。

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