護憲派の市民団体「県九条の会」はこのほど、長崎市魚の町の市民会館で「憲法9条が日本を守る」と題した学習交流会を開き、約60人が憲法9条の在り方について考えた。
学習会は、安倍晋三首相が目指す憲法改正について広く市民に考えてもらおうと毎年開き、5回目。県九条の会の共同代表で郷土史家の越中哲也氏と長崎大教授で憲法学者の井田洋子氏、長崎総合科学大名誉教授の大矢正人氏が登壇した。
越中氏は「原爆で長崎は燃え、友達は死んでいた。戦争はしてはいけない」と指摘。井田氏は「9条の価値をこれまで日本人が理解し、変えたらいけないと思っていたから今がある」と強調した。
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