4HR含む19安打12得点の猛攻 インディアンス7連勝

【タイガース2-12インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

地区首位を走りながらもなかなか波に乗れない戦いが続いていたインディアンスだが、ここにきて6連勝とようやく本来の実力を発揮し始めている。日本時間6月25日のタイガース戦ではフランシスコ・リンドーア、ホゼ・ラミレス、ジェイソン・キプニス、エドウィン・エンカーナシオンの4選手に本塁打が飛び出すなど、19安打12得点の猛攻でタイガースに大勝。連勝を7に伸ばし、貯金を今季最多の10とした。

6回裏に飛び出したラミレスの23号ソロは、J.D.マルティネス(レッドソックス)、マイク・トラウト(エンゼルス)と並び両リーグトップに立つ一発となった。8回裏にダメ押しの18号グランドスラムを放ったエンカーナシオンは「信じられない活躍ぶりだよね」としつつも、「僕は驚いてはいないよ。彼は素晴らしいスイングをしているからね」とラミレスの活躍は当然といった口調。ラミレスは「リンドーア、(マイケル・)ブラントリー、僕、エドウィン(・エンカーナシオン)は素晴らしい4人組だと思う。相手チームにとって、僕たちと対戦するのは大変なんじゃないかな」と上位打線の充実ぶりを実感しているようだ。

なお、インディアンスの選手が本塁打数で両リーグトップに立つのは、1995年6月にアルバート・ベルが25本塁打で両リーグトップに立って以来23年ぶり。今季のラミレスは球団史に残る活躍を続けている。

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