延岡市民喜び一色 琴恵光関新入幕

園児らとくす玉を割って琴恵光関の入幕を祝う両親(左の2人)と後援会関係者=25日午前、延岡市の山下新天街

 「延岡市民の誇りだ」-。大相撲名古屋場所の新番付発表で、琴恵光関が本県出身力士として44年ぶりの入幕を果たした25日、地元の延岡市は喜びに沸き返った。新番付が発表されると、後援会が同市大貫町など2カ所で花火計10発を打ち上げ市内は祝賀ムード一色。同市の山下新天街にある実家「ちゃんこ松恵」前では幕内昇進記念セレモニーが開かれ、幼少時を知る住民ら約130人が駆け付け快挙を祝うとともに、名古屋場所での活躍を期待した。

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