親和銀行がスマホ決済を7月2日から開始 ホテルや飲食店など74ヵ所で利用可能

 親和銀行(長崎県佐世保市)は26日、スマートフォンの専用アプリを通じ、買い物などの支払いを預金口座から引き落としができる決済サービス「YOKA!Pay」(よかペイ)を、7月2日から始める、と発表した。佐世保市内を中心にホテルや飲食店、観光施設など74カ所で利用ができる。
 親和銀行の口座を持つ個人と、銀行と契約を交わした加盟店がサービスの対象。支払いの際にスマホのアプリでQRコードを読み取るなどして決済する仕組み。個人利用者には支払金額に応じたキャッシュバックがある。店側にとっても、クレジットカード決済と異なり、専用端末が不要となるなどメリットがある。
 親和銀行の担当者は「県内を中心に加盟店を増やし、スマホで決済できる町づくりに貢献したい」と話している。

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