黒島の自然、歴史 写真35点で紹介 7月5日まで 九十九島ビジターセンター

 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を目前に控え、構成資産がある佐世保市黒島の豊かな自然や歴史を紹介する写真展が、鹿子前町の九十九島ビジターセンターで開かれている。無料。7月5日まで。
 「九十九島の世界遺産・黒島写真展」と題して初めて企画した。黒島天主堂をはじめ、北限の珍しい植物「サツマサンキライ」、九十九島では黒島周辺にしか生息しないサンゴの群落、名物「ふくれ饅頭(まんじゅう)」などの写真35点を展示している。島の歴史や自然を映像や文章で紹介するコーナーもある。
 西村奈美子係長(51)は「フェリーで日帰りでき、気軽に行ける島。足を運んで思い出をつくってほしい」と話した。

黒島の豊かな自然や歴史を紹介した写真展=佐世保市、九十九島ビジターセンター

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