石木ダム問題 考えよう 30日・佐世保で講演会

 県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設問題を考える講演会が30日午後2時から、佐世保市平瀬町の市民文化ホールで開かれる。無料。
 タイトルは「どうなる!石木ダム訴訟 どうする!石木ダム」。反対地権者が国に事業認定取り消しを求めた行政訴訟の長崎地裁判決(7月9日)を前に、建設反対の市民らでつくる実行委(松本美智恵委員長)が企画した。
 全国のダム反対運動ネットワーク組織、水源開発問題全国連絡会の嶋津暉之共同代表や、河川工学が専門の今本博健・京都大学名誉教授が講演。反対地権者の弁護団は訴訟について説明する。
 松本委員長は「専門家の解説を聞き、市民が自らの問題として考える場をつくりたい」と話している。問い合わせは実行委(電090・6171・5810)。

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