ハウステンボスに新アトラクション「ジュラシックアイランド」 7月1日オープン

 佐世保市のハウステンボス(HTB)は、大村湾の無人島、長島に拡張現実(AR)技術を活用したシューティングゲームが楽しめるアトラクション「ジュラシックアイランド」を、7月1日にオープンさせる。27日は現地で報道陣向けの説明会があった。
 島の面積は約3万4千平方メートル。HTBから直線距離で約6キロあり、片道約40分かけて船で渡る。散策エリアも設けている。
 参加者は、島の入り口で1人ずつARスコープを装着した銃「ディノシューター」を受け取る。森の中を進むと、スコープ越しにさまざまな恐竜が出現。肉食恐竜を倒すと得点が加算される仕組み。ゲームは約40分間楽しめる。
 HTBの入場券を持つ小学生以上が対象で、料金は往復の航路運賃を含め2100円。島までは当面、12人乗りの船2隻を1日5便運航する。8月中には150人乗りの大型船の乗り入れを目指している。
 当初、4月開業予定だったが、西海市の地元漁協との協議が必要となり、延期していた。今回同意を得て、オープンに至った。

AR技術を活用したシューティングゲームが楽しめる「ジュラシックアイランド」=西海市、長島

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