知事らバーレーンへ出発 ユネスコ世界遺産委に出席

 中村法道知事や田上富久長崎市長ら自治体関係者は27日、中東バーレーンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)第42回世界遺産委員会の審議に出席するため、長崎空港を出発した。
 世界遺産委では「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本の12資産)の世界文化遺産登録が決定する見通し。県などによると、新規登録の審議は29日~7月2日の4日間。潜伏キリシタン遺産の審議は30日が有力で、登録が決まれば知事は議場でスピーチをする予定。
 知事は大村空港で「さまざまな紆余(うよ)曲折を経て今日に至っている。最後まで緊張感を持って対応したい」と意気込みを語った。

出発を前に世界遺産登録への意気込みを語る中村知事=長崎空港

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