白井秀友氏（技術・開発グループ技術部長）／しらい・ひでとも／鋳造のプロ、効率生産目指す

　ＰＦダイカストに始まり、マグネダイカストや重力鋳造のＴＯＭＡＱ・低圧鋳造・ＤＣ鋳造・異形鋳造・プロペルチなど、さまざまな鋳造の研究開発・生産に取り組んできた鋳造のプロ。

　会社生活では自動車や電気、電線など幅広い分野と向き合ってきたが「これまで学んだ事を生かし、お客様が必要とする新商品を理に適った効率的な生産現場で実現していく」と意気込む。

　信条には〝障子を開けてみよ。外は広いぞ〟を掲げる。趣味は読書、音楽鑑賞、スキーと多いが、「山登りとオートバイも復活させたい」考えだ。

　１９８９年（平１）京都大学大学院工学研究科金属加工学専攻修士課程修了、愛知県出身、５３歳。

菅原佳憲氏（人事部長）／すがわら・よしのり／凡事徹底、率先垂範

　人事部長として「全員が自分の仕事に責任と誇りを持ち、伸び伸びと自分の力を発揮できる職場づくり」を目指す。

　入社以来、日軽金の工場や新日軽、東陽理化学研究所といったグループ会社に出向して経験値を高めてきた。誇りや志といった「目に見えないもの」を大事にしつつ、経営方針の実現にまい進する。

　信条は〝凡事徹底〟〝率先垂範〟。

　趣味は野球。昔は甲子園を目指した高校球児で、現在も草野球で汗を流す。４５年来のホークスファンとしても知られている。

　１９８９年（平１）立命館大学経済学部卒、大阪府出身、５３歳。

　企画・財務畑出身。新日軽に入社し、経営管理部長まで務めて１０年に日本軽金属に転籍。以来、日軽金でも財務や企画管理を担当してきた。

　「歴史や責任の重みを感じる。置かれている環境の変化が早く、また大きくなっているが、いかなる問題に対しても失敗を恐れずに前を向いて挑戦していく」と抱負を語る。

　信条は〝やまない雨はない〟〝人の心に灯をともす〟。自身については「よく言えば楽観的」と分析。幾多の困難で培った持ち前の明るさで周囲を照らす考えだ。趣味は家庭菜園。

　１９８９年（平１）早稲田大学社会科学部卒、埼玉県出身、５１歳。

　気さくだが仕事では妥協を許さない厳しい一面を持つ。経理一筋が多い役職にあって、総合企画部や秘書室などを経験。外からの目も養ってきた。

　役員就任に当たり「誠実かつ公正に対応する強いマインドや経理スキルの向上に取り組んでいく」と抱負。その上で「経理部メンバーが会社とともに成長できる職場づくりを進める」考えだ。

　座右の銘は「職場は一将の影なり」。趣味はゴルフやボーリング、野球観戦などスポーツ全般。最近飼い始めた柴犬の散歩もリフレッシュに一役買っている。

　１９８９年（平１）同志社大学経済学部卒、京都府出身、５１歳。