戦列復帰のレイが6回無失点の好投 Dバックス接戦制す

【ダイヤモンドバックス2-1マーリンズ】@マーリンズ・パーク

右腹斜筋を痛めて4月末から戦列を離れていたロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)が戦列復帰を果たし、マーリンズ4連戦の第3戦に先発。およそ2ヶ月ぶりとなるメジャーでの登板ながら6回83球を投げてマーリンズ打線を2安打・無得点に抑える好投を披露し、今季3勝目をマークした。ダイヤモンドバックスは5回表にデベン・マレーロのタイムリーで1点を先制し、8回表にダニエル・デズカルソが貴重な追加点となる9号ソロ。最終回にクローザーのブラッド・ボックスバーガーがスターリン・カストロに9号ソロを被弾して1点を返されたものの、2対1で接戦を制し、4連戦の第3戦を終えて対戦成績を2勝1敗とした。

「自分のピッチングをすることだけを考えていた」というレイは、およそ2ヶ月のブランクを感じさせない好投を見せ、「故障前に近いピッチングができたと思う」と手応えを口にした。6イニングを投げて奪三振は6つにとどまったものの、4回裏一死二、三塁の場面でルイス・ブリンソンとデレク・ディートリックを連続三振に抑えるなど、要所で「らしさ」を発揮。完全復活の日が近いことを感じさせた。また、1点リードの7回裏に2番手として登板し、1イニングを無失点に抑えた平野佳寿は今季18ホールド目をマーク。防御率は1.25となり、24試合連続無失点の球団記録に並んだ。なお、上原浩治(現巨人)が持つ日本人記録(27試合)まではあと3となっている。

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