守護神・キンブレルが見事な火消し Rソックス3連勝

【エンゼルス6-9レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

連勝中のレッドソックスはエンゼルス3連戦の2戦目を迎えた。序盤2回から一挙6得点と打線が爆発し主導権を握るも中盤からエンゼルスの反撃に遭い、一時は同点とされる。そして迎えた8回、2死満塁の絶対絶命のピンチを救ったのは守護神、クレイグ・キンブレルだった。

レッドソックスは2回、エドゥアルド・ヌニェスの一発で先制するとサンディ・レオン、J.D.マルティネスにもそれぞれ本塁打が飛び出すなど一挙6得点。マルティネスはチーム内で6月終了までにシーズン25号を放った最初の選手となった。リードを許したエンゼルスは1対6で迎えた6回、マーティン・マルドナードの3ランで点差を詰めると7回にはアンドレルトン・シモンズのタイムリーで6対6の同点となり、試合は振り出しに戻った。

追いつかれたレッドソックスは7回にラファエル・デバースのツーベースなどで2点を勝ち越すも8回に2死満塁のピンチを迎える。すべてを託された守護神のキンブレルはカウント1-2からの5球目、ナックルカーブでマルドナードを空振り三振に仕留めて見事、火消しに成功した。最終回も締めてキンブレルは今季23セーブ目を挙げた。今季2度目の回またぎは相手を無安打に抑えてチームを勝利に導いた。

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