メッシ、調子が上向きか!? ナイジェリア戦で打ち立てた数々の記録

ナイジェリア戦で先制点を決めたメッシ。ゴール後に喜びを爆発させる photo/Getty Images

ロシアW杯のグループDで最下位に沈んでいたアルゼンチンだが、最終節のナイジェリア戦で勝ち点3をゲットし、なんとか2位に滑り込んだ。奇跡の逆転突破を成し遂げた陰で、チームのエースであるリオネル・メッシが、数々の記録を打ち立てていた。

貴重な先制ゴールを決め、勝利に貢献したメッシ。このゴールが今大会の記念すべき100ゴール目だった。そして、メッシはW杯で10代(2006年のドイツ大会)、20代(2014年のブラジル大会)、30代(2018年のロシア大会)の3つの年代でゴールを決めた初めての選手に。さらに、3つの異なる大会でゴールを決めたのは、マラドーナとバティストゥータに続いてアルゼンチン史上3人目の快挙だった。

加えて、メッシはこの一戦で7つのドリブル成功を記録している。W杯の通算ドリブル成功回数が「107」になり、1966年以降はマラドーナの「105」が最多となっていたが、その記録を塗り替えた。

記録ずくめの夜となり、GL突破の嬉しさも倍増かもしれない。この勢いでメッシは、王座までの階段を駆け上がることができるのだろうか。

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