「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を前に、長崎市や長崎商工会議所などでつくる同市ブランド振興会は25日、新たな土産品の開発やPR方法について考える勉強会を同市内で開き、食品業者らが参加した。
講師を務めた長崎国際観光コンベンション協会の担当者は、同市を訪れた観光客の消費動向について説明。飲食・娯楽費などは増加している半面、土産品の購入費はほぼ横ばいで推移していることを指摘。消費を伸ばすには、スマートフォン向けモバイル決済システムの導入や、多言語による情報発信などが重要とした。
参加者らは2グループに分かれて土産品の開発について意見交換。「QRコードをつけて、遺産が持つストーリー性を深く伝えられる商品が必要」などの声が上がった。
世界遺産見据え、新たな土産品開発を 長崎市ブランド振興会が勉強会
- Published
- 2018/06/29 11:00 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 15:53 (JST)
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