W杯決勝Tへ、県内出身閣僚も称賛 元湘南・遠藤選手に期待

 「サムライブルーの皆さんの健闘をたたえたい」。サッカーワールドカップ(W杯)で、ポーランドに敗れながらも決勝トーナメント進出を決めた日本代表をたたえる声が、県内出身の閣僚からも相次いだ。

 菅義偉官房長官(衆院2区)は会見で「試合結果は残念だったが、2大会ぶりにグループリーグを突破できたことは大変良かった」と称賛。次のベルギー戦に向けては、「決勝トーナメントは負けたら終わりのサバイバルレース。わずかでも相手を上回る強い気持ちで、持てる力をすべて出し切って戦ってほしい」とアジアで唯一16強入りしたチームにエールを送った。

 終盤の消極的な戦いぶりに賛否が巻き起こっていることに関しては、「ルールの中でさまざまなことを考えた上の戦略だったのだろう。重要なことはグループリーグ突破で、それを成し遂げたことは素直に喜びたい」と語った。

 河野太郎外相(同15区)は勝ち上がり方に「多少リスクはあった」としながらも、「決勝トーナメントに進出できて良かった」と評価。個人的な感想として、地元のJ1・湘南ベルマーレでも活躍した遠藤航選手の出場に期待を寄せた。

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