早咲きのハス 次々開花 湿原に13種類 諫早・唐比

 約2・5ヘクタールの湿原にハス13種類、スイレン6種類の花が咲く長崎県諫早市森山町の唐比(からこ)ハス園で、早咲きのハスが次々と開花し、見ごろを迎えている。
 同園を管理する地域住民で構成する「唐比すいれんの会」によると、ハスは例年より3週間ほど早い6月初旬に咲き始めた。品種により開花時期が異なり、8月上旬まで楽しめるという。大阪府吹田市から訪れた主婦の岩本久美子さん(63)は「歩道が整備されており、間近で美しい花を見られて良かった」と話した。
 7月1日午前10時から、同園で「第15回唐比蓮(はす)祭り」が開かれる。のんのこ踊りやひょっとこ踊りなどのステージイベントなどがある。問い合わせは同会事務局の山崎さん(電080・8350・4116)。近くの北森ノ木川では、同日午前9時半から「第9回唐比ふれあい魚釣り大会」を開催。参加無料(餌代100円)、貸しざおあり。主催の唐比まちづくり実行委の柴田さん(電0957・36・1846)。

満開を迎えた早咲きのハス=諫早市、唐比ハス園

© 株式会社長崎新聞社