自己PR何書こう!?
客室乗務員の履歴書は各航空会社で違いますし、学校で買える履歴書では対応していない場合がほとんどです。
つまり、実際にエントリーしてからでないとその会社の履歴書がどのようなものか分からないということ。
それでは準備のしようがないとお思いのあなた。
履歴書をダウンロードしてから履歴書を作成しようとしているあなた。
それでは遅いですよ!
エントリーシートは一度「これで完璧」と思っても、その後絶対に修正したいポイントが出てくるもの。
つまり一度早めに仕上ておけば、本番までにさらに磨き上げることができるのです。
特に、自分ことを一番アピールできる自己PRはいくらでもブラッシュアップさせたいところ!
ここでは、CA合格者の自己PRの実例を含めて、CA受験の際に自己PRすべきポイントをご紹介します。
CAのエントリーシートでPRすべきポイント
自己PRはどの航空会社でも書かなければいけない定番の項目です。
会社は募集要項に"求める人材"を挙げているので、通常はそれにそって自己PRを作成していきます。
まず、自己PRを少なくても2つは作成してみましょう!
そしてCAへの就職活動のための自己PRで焦点をあてるべきポイントは、
①あなたの思いやりからあなたが起こした行動や出来事
②あなたの気遣いからあなたが起こした行動や出来事
③あなたの気づきがあったからこそできたあなたが起こした行動や出来事
です。
これらのポイントにあった出来事はあなたの優しい人柄だけでなく、そこから素晴らしいおもてなしができる人材であることが読み取れる自己PRになります。
そして、たくさんアピールしたい出来事はあると思いますが、1つの自己PRにつき、1つのストーリーだけを書くようにしましょう。
たくさんのストーリーがあっても、具体性に乏しかったり、話が散らかってしまうと印象が悪くなります。
そのストーリーはあなたのことを知らない面接官が読んで、あなたのことをイメージできることが何よりも大切です。
CA合格者の自己PRの実例
ここでは実際にCAに合格した受験生の自己PRの内容を箇条書きでご紹介します。
・私は⚪︎⚪︎です。(あなたがどんな人なのか、どんな人柄なのかを例を挙げて始めに短くわかりやすく書きます。)・スポーツバーでアルバイトをしている私のお店に外国人のお客様がいらっしゃいました。(ここから具体例のストーリーを書きます。)
・その外国人のお客様はどうしても見たいサッカーの試合があるとおっしゃっていたが、私のお店ではそのチャンネルがありませんでした。
・そこで私は近くの全部のスポーツバーに電話をかけ、そのサッカーの試合を上映するか聞いて探しました。
・どのように行くかの道順も丁寧に教えて見送りました。
・最後の一文。(この出来事から得たこと、学んだこと、もっとこうしたいと思ったことなどなど)
彼女が外国人のお客様の願いを叶えようと奮闘している姿が目に浮かびますね。
この出来事にその時のあなたの感情もふまえ、上手に文章へと組み立て、まとまった自己PRを作っていきます。
これはほんの一例にすぎませんが、こんな日常のささいなできごとで良いのです。
むしろその方が飾らないあなたらしさが伝わるはず。
保安要員としての適性は面接中でPR!
そしてもう一つ、保安要員としてあなたが向いているという自己PRを準備しておきたいところです。
でもこれを履歴書で伝えるのはなかなか難しいですよね。
でも大丈夫!保安要員としての素養は面接で判断していただけます。
面接官はあなたが思いもしない質問を投げかけることがあります。
あなたの話せる枠が1分間と伝えた後、1分後にアラームがなるように設定してあるときもあります。
さまざまなシチュエーションであなたがあわてずに冷静に対応することで、保安要員として向いていると示す場面を作ってくれています。
自己満足で終わらないために
履歴書が出来上がったら、できればキャリアサポートセンターや就職活動支援をしている部署の方に添削をしてもらってください。
最低でも2つの自己PRを同時に添削をしてもらうと、相手にもあなたの持ち味が伝わりやすくいろいろなアドバイスがもらえます。
そしてそのアドバイスから何度も何度も書き直しをします。
さらにこの自己PRも長いバージョンと短いバージョンを作っておき、後にダウンロードした履歴書に合わせて文の長さを調整していきます。
はじめから上手く書ける人などいません。
他の就職活動生は知らないところで努力をして、ここ一番に対応できる自己PRを書き上げます。
人が驚くようなすごい何かを持っていないとお悩みの方もいらしゃるかと思いますが、大丈夫ですよ!
日常の一コマであなたを表せそうなことを探してみて下さい。