オリのディクソンが今季10戦目で初勝利! 6回1失点の好投でようやく白星

オリックス・吉田正尚【画像:(C)PLM】

打線は吉田正の2打席連続タイムリーなどで6点援護

■オリックス 6-3 日本ハム(1日・札幌ドーム)

 オリックスの6年目右腕ブランドン・ディクソン投手が1日、敵地での日本ハム戦で今季初白星を飾った。今季10戦目の先発でようやく掴んだ1勝目(5敗)。6回を4安打4奪三振2四球1失点(自責1)と上々の内容で、チームを6-3の勝利に導いた。

 立ち上がりは2死から近藤健介に遊撃内野安打を許したが、続く中田翔を三ゴロに仕留めて無失点。2回は1死からレアードを歩かせたが、横尾俊建を遊ゴロ併殺に仕留めて失点しなかった。

 味方打線が2点を先制した直後の3回は3者凡退。6-0と大量リードで迎えた4回に1死二塁から中田に左翼へタイムリーを運ばれて1点を返された。だが、5回は走者を出しながらも無失点に抑えると、6回は3者凡退という上々の締めくくりで、104球を投げてマウンドを下りた。

 7回のマウンドを任された2番手・澤田圭佑が先頭アルシアを歩かせた後、レアードに15号2ランを浴びて1死も奪えず降板。吉田一将は1死から2連打されたが無失点とし、リードを守り抜いた。8回は2年目の山本由伸が3者凡退、9回は増井浩俊がきっちり締めた。

 ディクソンはこの日を含め、今季10試合に先発し、半分の5試合でクオリティスタート(QS、6回以上自責3以下)を記録しながら白星が遠かった。吉田正尚の2打席連続タイムリーなど打線の援護を受けながら、ようやく掴んだ白星。混戦パ・リーグを制するためにも、ここから勝ち星を増やしていきたい。

(Full-Count編集部)

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