トヨタ新型2車種お披露目 横浜、クラウンとカローラスポーツ

 トヨタ自動車が6月26日から販売を開始した「新型クラウン」と「新型カローラスポーツ」の県内向け発表会が7月1日、横浜市港北区の大型商業施設「トレッサ横浜」で行われた。両モデルの販売を手掛ける神奈川トヨタ自動車、トヨタカローラ横浜、トヨタカローラ神奈川の3社の共催。

 日本を代表する高級車のクラウンは1955年に誕生し、今回のフルモデルチェンジで15代目。66年に登場したカローラは世界で4600万台以上を売り上げたベストセラーで、12代目となる新型車はハッチバックモデルのスポーツタイプとして開発された。

 発表会では、両モデルの開発責任者が新型車の特徴や魅力を紹介。「運転者の目線がぶれないよう徹底して走行をチェックした」(クラウン)、「世界中で走る車なので、5大陸100万キロの走行試験を重ねた」(カローラ)などと開発秘話も明らかにした。

 県内のトヨタ販売店のアンバサダーを務める女優の釈由美子さんも来場。クラウンについては「女性は不安に思うかもしれないが、狭い道でもきびきびとハンドリングできた」、カローラについても「シートに座ると包み込んでくれるような安定感があり、体がぶれなかった」とそれぞれ試乗した感想を述べた。

お披露目された新型クラウン(右)と新型カローラスポーツ=横浜市港北区のトレッサ横浜

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