両GKが真価を発揮する激闘…クロアチア対デンマークの選手採点とマンオブザマッチで復習

決勝トーナメント一回戦(ベスト16)、クロアチア対デンマーク。この試合に出場した両チーム全選手の採点とマンオブザマッチは以下の通り。

試合結果

※PK戦の末、3-2でクロアチアが勝ち抜け

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得点者

1分 ヨルゲンセン(デンマーク)
4分 マンジュキッチ(クロアチア)

採点表

クロアチア

4-2-3-1

GK

7.5 ダニエル・スバシッチ

DF

6.0 デヤン・ロヴレン

6.5 ドマゴイ・ヴィダ

6.5 シメ・ヴルサリコ

6.0 イヴァン・ストルニッチ(81分out)

MF

6.0 マルセロ・ブロゾヴィッチ(71分out)

7.0 イヴァン・ラキティッチ

7.5 アンテ・レビッチ

5.5 イヴァン・ペリシッチ(97分out)

6.5 ルカ・モドリッチ

FW

7.0 マリオ・マンジュキッチ(108分out)

控え

6.0 マテオ・コヴァチッチ(71分in)

5.5 ヨシップ・ピヴァリッチ (81分in)

5.0 アンドレイ・クラマリッチ(97分in)

採点なし ミラン・バデリ(108分in)

デンマーク

4-2-3-1

GK

7.5 カスパー・シュマイケル

DF

6.5 シモン・ケア

6.5 マティアス・ヨルゲンセン

6.5 ヘンリク・ダルスゴーア

6.0 ヨナス・クヌドセン

MF

5.5 アンドレアス・クリステンセン(46分out)

7.0 トーマス・ディレイニー(98分out)

6.5 ユスフ・ポウルセン

6.0 マルティン・ブライスワイト(106分out)

5.5 クリスティアン・エリクセン

FW

5.5 アンドレアス・コルネリウス(66分out)

交代

5.0 ラッセ・シェーネ(46分in)

5.0 ニコライ・ヨルゲンセン(66分in)

5.5 ミカエル・クローン=デリ(98分in)

5.5 ピオーネ・シスト(106分)

MOM

7.5 アンテ・レヴィッチ(クロアチア)

運命のPK戦で3本のキックをストップして英雄となった(なお、PK戦で3本止めたのは2006年大会のルイ・パトリシオと並んで史上最多の記録)スバシッチ。そして、延長後半でモドリッチのPKをキャッチし、さらにPK戦でも2度のセーブを披露したシュマイケルと、最終局面で両GKの活躍が目立った一戦であった。

しかし、試合を通じてのパフォーマンスを評価し、ここではマンオブザマッチにはあえてレビッチを選出したいと思う。

試合開始当初はサイドでプレーし、持ち前のパワーとスピードでデンマーク守備陣にダメージを与え、守備では献身的なチェイスで何度もボール奪取に成功。さらに、ポジションをワントップに移してからは脅威の存在へグレードアップし、軒並みが足が止まる苦しい時間帯でも決して走力が落ちない無尽蔵のスタミナでパスを呼び込む動き出しを何度も敢行。

上述のモドリッチのPKを呼び込んだのも、何を隠そう彼の飛び出しからであった。

ゴールこそなかったが、あのままPKを自ら蹴って決めていれば、全く異論が起きないマンオブザマッチとなっていただろう。それほどまでにこの試合における彼の影響力は特筆すべきものであった。

※出場時間が短かった選手は採点対象から除外
※10点満点の0.5点刻みでの採点
※MOM=マン・オブ・ザ・マッチ(最も印象的だった選手)
※採点者:カレン

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