W杯日本vsベルギー!「勝ち越している」全5試合をユニ画像で振り返る

2大会ぶりにワールドカップ決勝トーナメントに駒を進めた日本代表。2日に行われる1回戦ではベルギー代表と対戦する。

ところで日本代表はこれまでベルギー代表と5度対戦しているが、その戦績は日本の2勝2分1敗だ。ここでは、これまでの対戦で使われたユニフォームを、試合画像を中心に振り返ってみよう。

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1999年:日本 0-0 ベルギー(6月3日 国立霞ヶ丘陸上競技場)

ベルギー代表との初対戦は、1999年のキリンカップ。当時はペルー代表も含めた3か国総当たりのリーグ戦形式で行われ、日本代表は2試合ともスコアレスドローに終わっている。

(当時の試合画像を掲載できないため、ユニフォームは別の試合でのものを掲載する。)

日本代表は1999-2000モデル(通称“風モデル”)のホームキットを着用。

森岡隆三をはじめ中田英寿、名波浩、川口能活、相馬直樹、秋田豊、藤田俊哉といったメンバーで試合に臨んだ。

ベルギー代表は1998年フランスW杯で着用した、Diadora製1998-99モデルのアウェイキットを着用。

前身頃にエンブレムの大きな透かしプリントをあしらっていて、コレクターに人気が高かったユニフォームだ。

2002年:日本 2-2 ベルギー(6月4日 埼玉スタジアム2002)

2度目の対戦は2002年の日韓W杯。グループステージ初戦で対戦し、稲本潤一と鈴木隆行の得点で引き分けている。

日本代表はホーム扱いだったが、2002-03モデル(通称“富士山モデル”)のアウェイキットを着用。上から「白-青-白」の組合せ。

ベルギー代表はNike製2002-04モデルのホームキットを着用。1998年からNikeのキットを着用し、これは同社製の3代目にあたる。上から「赤-赤-赤」の組合せ。

当時のNikeのユニフォームは、シャツの脇から裾にかけて鋭角状のデザインが特徴的。ベルギー代表の真っ赤なユニフォームは、愛称“赤い悪魔”のイメージにぴったりだ。

日本代表のアウェイキットは、それまでにはないグレーを取り入れたカラーが目新しかった。2002W杯ではこのベルギー戦のみ着用だったが、鮮烈な印象を残している。

2009年:日本 4-0 ベルギー(5月31日 国立霞ヶ丘陸上競技場)

3度目の対戦は2009年のキリンカップ。この試合で初めてベルギー代表に勝利した。

日本代表は2008-09モデルのホームキット。通称“ご来光モデル”だ。この試合では内田篤人、本田圭佑、岡崎慎司、香川真司、長友佑都など北京世代も多く招集されている。

ベルギー代表のユニフォームは、Nike製2008-10モデルのホームキット。この頃になるとシャツの差し色は、黒よりも黄を強調するようになる。

14番はトビー・アルデルヴァイレルト。他にはトーマス・ヴェルマーレン、ムサ・デンベレ、ラジャ・ナインゴランらが代表メンバーとして来日している。

日本代表は上から「青-白-青」の組合せ。ベルギー代表は国旗カラーの「赤-黒-黄」だ。

2013年:ベルギー 2-3 日本(11月19日 ボードワン国王スタジアム)

4度目の対戦はベルギー戦初のアウェイゲーム。日本代表は柿谷曜一朗、本田圭佑、岡崎慎司のゴールで勝利を収めた。

ベルギー代表ユニフォームは、Burrda製2012-13モデルのホームキット。胸のラインが印象に残るデザインで、前身頃にはエンブレムの大きな透かしプリントをあしらっている。

10番はエデン・アザール。この頃には、多くのロシアW杯メンバーが代表入りを果たしている。

日本代表ユニフォームは、2014-15モデルのホームキット。通称“円陣モデル”だ。「2014-15」モデルだが、実際には2013年11月の欧州遠征(オランダ代表戦、そしてこのベルギー代表戦)で実戦デビューを果たした。

トーマス・ヴェルマーレンとマッチアップする本田圭佑。他の選手は半袖+長袖インナーの組合せが目立ったが、本田は長袖ユニフォームを着用している。

日本代表は上から「青-青-青」の組合せ。ベルギー代表は「赤-赤-赤」だった。

2017年:ベルギー 1-0 日本(11月19日 ヤン・ブレイデルスタディオン)

5度目の対戦は2017年11月の欧州遠征。ロメル・ルカクに得点を許し、この試合で初めてベルギー代表に黒星を喫した。

ベルギー代表のユニフォームは、ロシアW杯モデルのホームキット。胸のアーガイル柄の復活が注目を集めた。11月に行われた日本代表戦とメキシコ代表戦でお披露目されている。

日本代表ユニフォームもロシアW杯モデルのホームキットで、11月の欧州遠征(ブラジル代表戦とこのベルギー代表戦)でお披露目。この遠征では乾貴士が10番を付けていた。

ベルギー代表は上から「赤-赤-赤」、日本代表は「青-青-青」の組合せ。

2日の決勝トーナメント1回戦で実現する6度目の対戦では、ユニフォームはどの組合せを着用となるのだろうか。

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