7月2日、ロシアワールドカップのラウンドオブ16、ブラジル対メキシコの試合がサマラ・アレーナで行われた。
試合は、2位抜けでブラジルと対戦を十分に想定していたと思われるメキシコが、グループステージのドイツ戦(1-0勝利)を彷彿とさせる立ち上がり。
比較的前からプレッシャーをかけつつ鋭いカウンターを見せ、ピンチは4年前の対戦同様ギジェルモ・オチョアが好セーブ。ペースを握ったまま試合を折り返す。
後半もその流れを維持していたが、メキシコがチャンスを逃した直後の51分、素晴らしい崩しから最後はネイマールが決めブラジルが先制。
こうなると厳しいメキシコは以降攻め手を欠き、逆に88分、途中出場したばかりのロベルト・フィルミーノに追加点を許す。
終ってみればブラジルが2-0の快勝で、7大会連続となるベスト8進出。逆にメキシコは、7大会連続のベスト16敗退となった。