トラブルでリタイアのヒュルケンベルグ「イギリスで嫌な流れを断ち切る」:ルノー F1オーストリアGP日曜

 2018年F1第9戦オーストリアGP決勝で、ルノーのカルロス・サインツJr.は12位、ニコ・ヒュルケンベルグはリタイアを喫した。

■ルノー・スポール・フォーミュラ1チームニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=リタイア
 言うまでもなく、チームにとって最高のレースではなかったね。急にパワーがなくなるという症状に見舞われ、すぐにクルマが煙を吐き始めて、それで僕のレースは終わりになった。

 カルロス(・サインツJr.)も苦労していたようだ。おそらく、昨日までより大きく気温が上がったせいでブリスターが発生しやすくなり、タイヤをうまく使うのが難しかったのだと思う。タフで悔しいレースだった。この嫌な流れをすぐに断ち切るために、シルバーストンに向けて気持ちを切り替えるつもりだ。

カルロス・サインツJr. 決勝=12位
 タイヤにひどいブリスターが起きた。どうしてそうなったのか、原因を突き止める必要がある。デグラデーションがすごく大きかった上に、2回目のピットストップでのトラブルも痛かった。残念ながら、今日は大量得点のチャンスを逃してしまった。

 でも、すぐ次の週末に挽回のチャンスがあるから、今週の成果を足がかりにして、しっかり準備をしていきたい。またトップ10に入るのは難しいと考える理由はないから、シルバーストンに向けての気持ちはとてもポジティブだ。

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