第14週の週間MVPにブレグマンとバイエズが選出

日本時間7月3日、2018年レギュラーシーズン第14週(現地時間6月25日~7月1日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはアレックス・ブレグマン(アストロズ)、ナショナル・リーグはハビアー・バイエズ(カブス)が選出された。

ブレグマンは打率.464(28打数13安打)、5本塁打、10打点、OPS1.695の猛打を見せ、自身初の週間MVP受賞となった。日本時間6月26日からのブルージェイズ3連戦でいずれも本塁打を放ち、続くレイズ4連戦の第2戦と第3戦でも一発を放ったブレグマンは、早くも今季16本塁打となり、自己ベストの19本塁打(2017年)まであと3本に迫っている。メジャー3年目を迎えた今季は四球率が上昇して現時点では四球数(49)が三振数(47)を上回っており、より質の高い打者へと成長中。30本塁打&100打点に迫る成績を残す可能性も十分にありそうだ。

一方、バイエズは打率.483(29打数14安打)、2本塁打、11打点、OPS1.363の好成績をマークし、ブレグマンと同様に自身初の週間MVPに選出された。今季のバイエズは得点圏打率こそ.261どまりながら打点マシンとして機能しており、61打点はリーグトップの数字。162試合に換算すると120打点を超えるペースとなっている。日本時間6月27日のドジャース戦では15号ソロと16号グランドスラムで5打点を叩き出し、1週間で11打点の荒稼ぎ。打撃の粗さは相変わらずだが、後半戦の活躍次第では「3割・30本・100打点・30盗塁」のクリアも夢ではないだろう。

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