オールスターファン投票 スタメン圏内を巡る争いが激化

日本時間7月3日、両リーグの球宴ファン投票第4回中間発表が行われ、340万を超える票を得たホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)が全体トップの座をキープした。ナ・リーグのトップもフレディ・フリーマン(ブレーブス)で変わらず。また、スタメン圏内の顔ぶれにも変動はないものの、ア・リーグの遊撃手部門、ナ・リーグの捕手部門と二塁手部門では最後までトップの行方がわからない熾烈な争いが続いている。なお、大谷翔平(エンゼルス)はア・リーグの指名打者部門で中間発表の対象となる5位以内から脱落した。

第4回中間発表でスタメン圏内に名を連ねたのは、ア・リーグがウィルソン・ラモス(捕手:レイズ)、ホゼ・アブレイユ(一塁手:ホワイトソックス)、アルトゥーベ(二塁手)、ホゼ・ラミレス(三塁手:インディアンス)、マニー・マチャド(遊撃手:オリオールズ)、ムーキー・ベッツ(外野手1位:レッドソックス)、マイク・トラウト(外野手2位:エンゼルス)、アーロン・ジャッジ(外野手3位:ヤンキース)、J.D.マルティネス(指名打者:レッドソックス)の9人。複数の選手がスタメン圏内に入っている球団はベッツとマルティネスを擁するレッドソックスだけである。

一方のナ・リーグは、バスター・ポージー(捕手:ジャイアンツ)、フリーマン(一塁手)、オジー・アルビーズ(二塁手:ブレーブス)、ノーラン・アレナード(三塁手:ロッキーズ)、ブランドン・クロフォード(遊撃手:ジャイアンツ)、ニック・マーケイキス(外野手1位:ブレーブス)、マット・ケンプ(外野手2位:ドジャース)、ブライス・ハーパー(外野手3位:ナショナルズ)の8人。ブレーブスから両リーグ最多の3人、ジャイアンツからは2人がスタメン圏内に名を連ねている。

ア・リーグの遊撃手部門はマチャド(127万2233票)とカルロス・コレア(113万5152票)の一騎打ち。フランシスコ・リンドーア(インディアンス)やディディ・グレゴリアス(ヤンキース)も80万を超える票を集めているが、トップ2を追い抜くのは難しいだろう。ナ・リーグの捕手部門はポージー(138万4631票)、ウィルソン・コントレラス(124万132票:カブス)、カート・スズキ(117万4470票)による三つ巴の争いが続いているが、ヤディアー・モリーナ(カージナルス)やJ.T.リアルミュート(マーリンズ)も差を詰めており、さらなる混戦となる可能性もある。二塁手部門もアルビーズ(185万7185票)、スクーター・ジェネット(168万9393票:レッズ)、ハビアー・バイエズ(158万6888票:カブス)による三つ巴の争いとなっており、最後まで目の離せない展開となりそうだ。

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