時間を自由自在にコントロール!CAに学ぶタイムマネジメント力

先を読み逆算する力、タイムマネジメント力

CAに必須のスキルの一つでもある、タイムマネジメント力。

定時運航、緊急事態、サービスにおいても、タイムマネジメントは重要で、CAは時間を逆算して行動したり、物事の優先順位を考え取捨選択したりしながら、仕事を進めています。

タイムマネジメント力を身につけることで得られるメリットや、身につけるにはどのようなことを意識すれば良いのかをご紹介致します。

 

メリット1:自由時間の増加

タイムマネジメント力をコントロールすることで得られる一番のメリットは、自分の自由に使える時間が増えることだと思います。

タイムマネジメント力が身に付くと、仕事や家事を効率よく進めることができるようになります。

そうすることで作業時間が減り、余った時間を他のことにあてることができますよね。

その結果、自分が自由に使える時間も増えるのではないでしょうか。

 

メリット2:心の余裕

次に、心にも余裕が生まれます。

やることに追われる毎日が続くと、心も疲れてしまいます。

しかし、タイムマネジメントをうまくできるようになれば、やるべきことをやるべきタイミングで行うことができるため、締切日などの期限の直前になっても慌てることがなくなります。

その結果、心穏やかに過ごすことができますよ。

 

メリット3:周りからの評価の変化

最後に、周りからの評価を得られるかもしれません。

例えば、来週の今日までに上司に提出しなくてはならない報告書があるとします。

さて、あなたならいつ上司に提出しますか?翌日、3日後、それとも締切日……?

「締切日に決まっているじゃない」という声が聞こえてきそうですが、期限通りに提出することが間違っていると言いたいわけではありません。

しかし、期限よりも早く出した方が喜ばれることもあります。

もしもその上司が報告書を確認後、その上の上司に提出する必要があるとしたら、いかがでしょうか。

早めに確認することができれば、仮に内容に不備があったとしても時間に余裕をもって直すことができますよね。

完成度を上げることに繋がるかもしれません。

もちろん書類に不備がないように気をつけることは大前提です。

実際に私は、提出物などは期限より前に完成させて出すように心掛けています。

そうすると「仕事が早くて助かるよ、ありがとう」と言っていただけることもあります。

チームで動く仕事などはタイムマネジメントができることで、周りの人へ貢献することができるのです。

そして、そういったことの積み重ねが評価に繋がるのです。

 

次のページ:タイムマネジメント力を身に付けるために、心がけたい3ステップとは

 


 

3ステップで身に付くタイムマネジメント力

「メリットは分かったけど、どうすればタイムマネジメント力は身につくの?」と思われるかともしれません。

ある日突然タイムマネジメント力がつくわけではありませんが、日々の心がけで誰でも身に付けることができます。

そのために、意識したいポイントを3ステップでご紹介致します。

 

ステップ1:やるべきことの把握

まずは、何をするべきかを把握することが大切です。

ノートやスマホのメモ機能に全て書き出してみましょう。

私は、普段からカレンダーと TO Doリストが同時に見られるアプリを使い、必要に応じて入力しています。

さらに、TO DOリストには書き込めないような細かいタスクは、メモ機能を活用しています。

レ点を入れられるようにして箇条書きにすることで、いつでも状況を確認できるようにしています。

この「やるべきことの把握」ができていないと、後になって重大な見落としに気づき作業が滞るなど、作業効率に影響してしまいます。

 

ステップ2:カテゴリー分け

ステップ1で把握できた事柄をカテゴリー分けしてみましょう。

「緊急であり重要」
「重要(緊急ではない)」
「緊急(重要ではない)」
「緊急でも重要でもない」の4つに分けてみてください。

具体的な期限がある場合は、それも書き込んでおくと良いでしょう。

 

ステップ3:優先度の高い順に実行

ステップ2で分けたものに優先順位をつけて、実行していきましょう。

基本的には「緊急&重要」なことから取り掛かるのがおすすめです。

さらに、自分なりの期限を設定するなど、早め早めの行動を心がけるとスケジュールにも余裕が生まれます。

日頃からこの3ステップを意識していると、自然とタイムマネジメント力が身に付いてきますよ。

 

時間を自由自在に、より良い生活を 

タイムマネジメント力を身に付けると、心と体の自由度は上がり、さらには周りとの関係もより良くなるかもしれません。

是非、3ステップを実践して、タイムマネジメント力を味方にしてみてくださいね。

 

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