フォルクスワーゲン、新型『ポロGTI』を発売。最新TSIエンジンでパワーアップ

 フォルクワーゲン・グループ・ジャパンは7月3日、同社の人気コンパクトカー『ポロ』のスポーティモデル、新型『ポロGTI』の販売を全国のフォルクワーゲン正規ディーラーで開始した。

 2018年3月にフルモデルチェンジが行われ、最新のデザインと上質な居住性を手に入れたフォルクスワーゲン・ポロ。ヨーロッパをはじめ日本でも人気の同モデルは、モータースポーツの世界ではラリー競技やラリークロスなどで活躍中だ。

 そんなポロにスポーティな内外装、走りの楽しさにつながる専用装備を備えたGTIモデルが、先月から発売されている『ゴルフGTI ダイナミック』『up!GTI』に続く形で国内販売が開始される。

 フロントに搭載されるエンジンはVWの最新2.0リッターTSIエンジンで、その最高出力は先代モデルを上回る200PS(147kW)に達する。またパワーと同様にトルクも向上が図られ、最大値は320Nmとなった。

 足回りには電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”、GTI専用スポーツサスペンション、アクティブダンパーが選択可能となる“Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスセットなどが標準装備され、ドライバーは自分好みのスポーティな走りを楽しむことが可能だ。

 エクステリアは、前後バンパーやグリルのレッドストライプ、レッドブレーキキャリパーに加え、専用の17インチアルミホイール、2本出しのエキゾーストパイプ、リヤスポイラーといったGTI専用エクステリアを纏う。

 インテリアでは伝統のタータンチェック柄のファブリックシートを採用したほか、レッドステッチの入ったマルチファンクションステアリングホイールにベルベットレッドのダッシュパッドを取り入れ、レッドとブラックのレーシーな空間が演出された。

 ボディカラーはレッド、ブラック、ホワイト系の3色に、専用カラーのライムストーングレーメタリックを新たに追加して合計4色展開に。車両価格は344万8000円(税込)となっている。

フォルクスワーゲン・ポロGTI(ライムストーングレーメタリック)
タータンチェック柄のファブリックシート
フォルクスワーゲン・ポロGTI(フラッシュレッド)

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