海外への派遣前に生徒2人の壮行会 有家・西有家LC

 長崎県南島原市の有家・西有家ライオンズクラブ(LC、嶋田惣二郎会長)がマレーシアとシンガポールに派遣する県立島原翔南高(同市西有家町)生徒2人の壮行会がこのほど、同町内であった。
 異文化理解や人材育成のため、同LCが毎年取り組む交換留学事業の一環。今回派遣する2人は、3年の伊藤桜子さん(17)と2年の野副春佳さん(16)。ともに7月19日~8月17日の約1カ月間で両国を巡る。現地家庭でのホームステイや、各国LCから派遣された同世代が集まるキャンプに参加して交流を深め、異文化を体験する。
 壮行会で嶋田会長らが激励。伊藤さんは「初めての海外で緊張するけど、いろんな経験を通じ成長して帰ってきたい」、野副さんは「英語力やコミュニケーション力をアップさせ、海外の人に日本の文化を紹介して理解を深め合いたい」と抱負を述べた。

マレーシアとシンガポールに派遣される伊藤さん(左)、野副さん=南島原市、島原翔南高

© 株式会社長崎新聞社