テームズが12号決勝2ラン 惜敗のツインズは珍記録達成

【ツインズ0-2ブリュワーズ】@ミラー・パーク

両軍の投手陣が好投し、両軍合わせて6安打という投手戦となった一戦は、5回裏に飛び出したエリック・テームズの12号2ランが唯一の得点となり、ブリュワーズが2対0で接戦を制した。ブリュワーズは先発のジュニア・ゲラが5イニングを2安打無失点に抑え、2番手のジョシュ・ヘイダーは3イニングを投げて出した走者は与四球による1人だけ。最後はクローザーのコリー・クネーベルが三者連続見逃し三振で試合を締めくくり、50勝に到達した。一方のツインズは投手陣が合計16奪三振と見事なパフォーマンスを見せたものの、先発のジェイク・オドリッジが痛恨の被弾。打線もわずか2安打に封じられ、5連敗となった。

ブリュワーズが投手戦を制したこの試合では、過去20年間で6度目という珍記録が達成された。ツインズは8イニングの守備で打たれた内野ゴロが1本もなく、一塁手のジョー・マウアーの守備機会はゼロ。一塁手が無刺殺・無補殺で試合を終えたのは2012年8月25日(現地時間)のエドウィン・エンカーナシオン(当時ブルージェイズ)以来6年ぶりだった。また、無補殺で試合を終えたチームは2014年9月2日(現地時間)のヤンキース以来4年ぶり。ツインズでは球団史上初の珍事となった。オドリッジは5イニングを投げて奪三振9・フライ5本・ライナー1本、2番手のライアン・プレスリーは1イニングを投げて奪三振3、3番手のガブリエル・モヤは2イニングを投げて奪三振4・フライ1本・ライナー1本という投球内容だった。

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