試合序盤から打線が機能 ヤンキースが打ち合いを制す

【ブレーブス5-8ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

試合序盤から打線が機能したヤンキースが8対5でブレーブスに勝利。3連戦の対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。ヤンキースは制球が定まらないブレーブス先発のショーン・ニューカムを攻め、初回にアーロン・ヒックスの15号2ランで先制。2回裏にはカイル・ヒガシオカの2号ソロでリードを3点に広げた。さらに3回裏には5四球を選び、2つの押し出しで2点を追加。4回裏には二死二、三塁から暴投で1点を追加し、6点のリードを奪った。その後、ブレーブスの本塁打攻勢に遭い、1点差に迫られたものの、8回裏にジャンカルロ・スタントンが20号2ランを放って勝負あり。最後は守護神のアロルディス・チャップマンが三者凡退で試合を締めくくった。

ヤンキースは押し出しで2点、暴投で1点を奪ったが、それ以外の両軍の得点はすべて本塁打によるものであり、タイムリーが1本も出ない試合展開となった。ヤンキースは初回にヒックスが15号2ラン、2回裏にヒガシオカが2号ソロ、8回裏にスタントンが20号2ランを放ち、押し出しの2点と暴投による1点を合わせて8得点。一方のブレーブスは5回表にエンダー・インシアーテの6号2ランとオジー・アルビーズの18号ソロ(二者連発)が飛び出し、7回表にはニック・マーケイキスが1点差に迫る10号2ランを放った。ヤンキースはこの試合の3本塁打を加え、今季83試合で141本塁打。依然として歴代シーズン最多記録を更新するペースを維持している。

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