台風7号温低化 湿った空気流れ込み、東・西日本は週末まで大雨

台風7号は4日午後3時、日本海で温帯低気圧に変わった。

 台風7号は4日午後3時、日本海で温帯低気圧に変わったが、日本列島には引き続き湿った空気が流れ込んでいる。きょう4日は西日本の大雨も小康状態となったものの、四国の太平洋側では先月28日からの雨量が多い所で800ミリを超え、土砂災害の危険度が高まっている。

週間天気予報。8日(日)頃まで大雨が続くおそれがある。

 前線や湿った空気の影響で、西日本と東日本はあす5日(木)に雨の強まる所があり、8日(日)頃まで大雨が続くおそれがある。数日にわたり、同じような地域で大雨が続く可能性もあるため、今後も最新の気象情報に注意が必要だ。

北日本 5日にかけて大雨

4日午後3時30分時点での土壌雨量指数

 北日本は台風7号から変わった低気圧の影響で、東北の日本海側北部を中心に、4日夜のはじめ頃~5日にかけて大雨となる所がある。
 北海道は、5日にかけても河川の増水や土砂災害の危険度が高い状態が続き、5日未明~朝には局地的に非常に激しい雨が降る所がある見込み。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。

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